学長あいさつ
学長 鈴木将史

創価大学学長
鈴木将史/Masashi Suzuki
鈴木将史/Masashi Suzuki
このたび、馬場善久前学長の後を受け、学長に就任いたしました。創立者池田大作先生が示された建学の精神を根本に、人間教育の世界的拠点としてさらに飛躍的な発展を遂げられるよう、学生、教職員、さらに学内外の様々な方々と協力し、構想の実現に全力を尽くしてまいります。
創価大学は創立50周年を迎えた昨年4月に、2030年を見据えた新たな中長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」をスタートさせました。特に多様性豊かなキャンパス構築を目指した取り組みにおいては、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業の2回目の中間評価において、前回に引き続き最高評価「S」を獲得しました。また、QSアジア大学ランキングで総合351~400位(国内58位タイ)にランクアップすることができ、「価値創造×SDGs」シリアルイベントなどの50周年記念事業も多くの方々のご協力で成功裏に終了することができました。
研究分野では、国の重点学術研究の1つである「ヒューマングライコーム(糖鎖)」研究の推進をはじめ、発展途上国における持続可能な社会構築を目指したエチオピアでの国際共同研究など、SDGsに貢献する活動にも力を入れてまいりました。また、コロナ禍でも学生の活躍は目覚ましく、ロボカップ2021のリーグ優勝をはじめ、各種ビジネスコンテスト優勝や国際会議への参加、地域貢献の活動、資格試験、音楽、スポーツなど多彩な分野で日頃の活動成果を発揮し、素晴らしい結果を残しました。
本年は新たなグランドデザインの2年目に入ります。これまでの理念と伝統を継承しつつ、「価値創造を実践する『世界市民』を育む大学」をテーマに、「教育」、「研究」、「SDGs」、「ダイバーシティ」の4つの分野で掲げた取り組みを着実に推進し、あらゆる変化に対応して学び続ける力、他者の幸福に貢献できる力を身につけた世界市民を輩出していきます。そして、多様性豊かなキャンパスで学生一人ひとりの可能性を開花させる教育・研究にさらに取り組んでまいります。
現在、ロシア政府によるウクライナへの武力侵攻によって、市民に被害と犠牲が広がり、多くの生命が奪われ、国際社会の平和と秩序、安全を揺るがす危機に直面しています。本学では、「人類の平和を守るフォートレスたれ」を建学の精神に掲げ、世界の平和と繁栄を希求してきました。この戦闘の即時終結と対話による紛争の平和的解決を強く求めるとともに、本学で学ぶ両国からの留学生等の教育環境の維持に努め、平和社会の構築に貢献する人材育成に尽力してまいります。
創価大学は創立50周年を迎えた昨年4月に、2030年を見据えた新たな中長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」をスタートさせました。特に多様性豊かなキャンパス構築を目指した取り組みにおいては、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業の2回目の中間評価において、前回に引き続き最高評価「S」を獲得しました。また、QSアジア大学ランキングで総合351~400位(国内58位タイ)にランクアップすることができ、「価値創造×SDGs」シリアルイベントなどの50周年記念事業も多くの方々のご協力で成功裏に終了することができました。
研究分野では、国の重点学術研究の1つである「ヒューマングライコーム(糖鎖)」研究の推進をはじめ、発展途上国における持続可能な社会構築を目指したエチオピアでの国際共同研究など、SDGsに貢献する活動にも力を入れてまいりました。また、コロナ禍でも学生の活躍は目覚ましく、ロボカップ2021のリーグ優勝をはじめ、各種ビジネスコンテスト優勝や国際会議への参加、地域貢献の活動、資格試験、音楽、スポーツなど多彩な分野で日頃の活動成果を発揮し、素晴らしい結果を残しました。
本年は新たなグランドデザインの2年目に入ります。これまでの理念と伝統を継承しつつ、「価値創造を実践する『世界市民』を育む大学」をテーマに、「教育」、「研究」、「SDGs」、「ダイバーシティ」の4つの分野で掲げた取り組みを着実に推進し、あらゆる変化に対応して学び続ける力、他者の幸福に貢献できる力を身につけた世界市民を輩出していきます。そして、多様性豊かなキャンパスで学生一人ひとりの可能性を開花させる教育・研究にさらに取り組んでまいります。
現在、ロシア政府によるウクライナへの武力侵攻によって、市民に被害と犠牲が広がり、多くの生命が奪われ、国際社会の平和と秩序、安全を揺るがす危機に直面しています。本学では、「人類の平和を守るフォートレスたれ」を建学の精神に掲げ、世界の平和と繁栄を希求してきました。この戦闘の即時終結と対話による紛争の平和的解決を強く求めるとともに、本学で学ぶ両国からの留学生等の教育環境の維持に努め、平和社会の構築に貢献する人材育成に尽力してまいります。
2022年4月1日
生年 | 1959年(東京都生まれ) |
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学歴 | 東京大学理学部数学科卒。 同大学院博士課程単位取得満了退学。 |
職歴 | 1989年 愛知教育大学数学教室 助手 1992年 愛知教育大学数学教育講座 助教授 2007年 創価大学教育学部児童教育学科 教授 2012年 創価大学教育学部 学部長 2020年 創価大学 副学長 2022年 創価大学 学長 |
専門分野 | 確率論、算数・数学教育、発展途上国の数学教育 |
主な論文 |
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