「国際看護の道」を志して創価大学看護学部へ2015年に入学した板川幸花さん。1年の春休みはフィリピン・キャピトル大学、2年の春休みにはアメリカ・カリフォルニア大学サンフランシスコ校(以下、UCSF)の国際看護研修に参加。3年の春休みは、本学部に新設された国立フィリピン大学での研修へ参加しました。これらの研修を通じて国際協力の夢が広がり、国際看護の道をさらに深めるため、「国際看護」のゼミに所属し、卒業研究ではアフリカのザンビアへ赴き、研究調査を行いました。卒業後は大学院へ進学する予定です。今回は、「国際看護研修」の魅力を板川さんに話してもらいました。
看護学部へ進学した理由を教えてください。
私の父は、私が母のお腹の中にいる時、まさに生まれる数ヶ月前に事故に巻き込まれ亡くなりました。その時に母を支えてくださったのが助産院の助産師さんでした。当時の話を幼少の時より母から聞いていたこともあり、私も「多くのお母さんに寄り添って、支えていけるような助産師さんになりたい!」と思ったのがきっかけです。実は母も看護師で、医療関係の仕事に就きたいということは小さい頃から思っていましたが、海外への関心が高くなったのは中学生の時です。私はバレーボール部に所属していました。部活の先輩のお父様がアフリカのスーダンを拠点にNPO法人の理事長兼医師として働かれており、その方にお話を伺う機会がありました。日本では当たり前のような医療現場の状況が、スーダンでは十分ではない環境を知り、ショックを受けました。このことがきっかけで、私も将来、医療従事者として、日本だけでなく海外で働ける人になりたいと夢を抱くようになりました。時を同じくして2013年4月に創価大学看護学部が開設され、国際看護が学べると知ったときはとても嬉しく、絶対に行こうと決めました。
国際看護研修に参加するためにはどのようなことを準備するのでしょうか?
看護学部1年秋学期の選択科目に「国際看護学」、「国際看護特講a」という科目があります。2年には「国際保健学」、「国際看護特講c」が加わり、内容がどんどん深まっていきます。国際看護研修への参加条件がこれらの「国際看護」に関わる授業を履修していることになります。
また、看護学部では年に2回、交流を結んでいる海外の大学の先生方が客員教員として来学され、講演や学生との懇談会などが行なわれます。海外の医療を学び、先生方と交流できる貴重な機会です。このように「国際看護」について段階的に学び、国際看護研修を迎えます。
また、看護学部では年に2回、交流を結んでいる海外の大学の先生方が客員教員として来学され、講演や学生との懇談会などが行なわれます。海外の医療を学び、先生方と交流できる貴重な機会です。このように「国際看護」について段階的に学び、国際看護研修を迎えます。
私は、1年次にフィリピンのキャピトル大学へ、2年次にはアメリカのUCSFに行きました。そして、3年次は、フィリピンの新規研修プログラムのフィリピン大学研修へ参加しました。それぞれの研修では、個人やグループでリサーチを行うことで学びを深めていきます。アメリカ研修では個人リサーチ、フィリピンでの2研修ではグループリサーチとして、研修出発の約半年前から興味関心のあるテーマを定め、英語の論文を読み進めることで研修先でのフィールドワークへと繋げていきます。看護の勉強と実習等を両立しながら進めていくことは決して簡単なことではありませんが、担当の先生方が熱心にサポートしてくださるので、研修を通して「国際看護」だけでなく、研究の面白さについても学ぶことができます。
初めて研修に参加する1年次の春休みには、創価大学のオープンキャンパスで国際看護研修に参加した先輩方のお話しを伺ったり、展示を見たりして、夢に見ていた研修にやっと自分が参加できるというワクワク感と共に、不安が入り混じっていました。フィリピンのキャピトル大学での研修はグループワークとして「小児結核」についてリサーチを行いました。事前に準備をし、現地ではフィールドワークを行いますが、自分の思ったことがきちんと伝えられるのか、違う文化・価値観をもった人とうまく交流できるのかと、様々な不安がありました。
国際看護研修は、もちろん語学力も大切ですが、やはり看護の専門的な分野の研修なので、どれだけ自分から積極的に学べるかが大事だと感じました。自分自身も1年生の春休みということもあって、語学力も専門知識も十分ではなく、力の無さを感じました。研修で病院の中の人と交流や、現地の看護学部生や教員に関わったからこそ、入学してからの1年間の学びと現場での経験の差を強く体感することができました。日本は国民皆保険の制度があり治療などを受ける権利が保障されていますが、フィリピンではそのような制度は十分に整っていません。また、貧富の格差が大きく、私立病院は経済的に豊かな人しか利用できません。私達がフィールドワークを行った地域は、お金が無い人は公立病院で長蛇の列を作り、ベッドがなくて廊下で寝ているなど、不十分な環境が当たり前でした。そのような現場を目の当たりにして、何とも言えない気持ちになりました。この経験を通じて、国際看護への思いがより一層強くなりました。
その一方で、フィリピンの方たちのホスピタリティがとても強く、日本にはない人間味を感じました。この研修では地域を歩き、現場を回るのですが、その時に地域住民の方と触れ合ったり、地域のヘルスセンターに訪問したりと、触れ合う機会が多いのですが、どこに行っても笑顔で迎えてくださいました。人と人とのつながりが強い地域なんだなと感じました。経済的に大変なこともあると思うのですが、心がとても温かい方が多かったです。
初めて研修に参加する1年次の春休みには、創価大学のオープンキャンパスで国際看護研修に参加した先輩方のお話しを伺ったり、展示を見たりして、夢に見ていた研修にやっと自分が参加できるというワクワク感と共に、不安が入り混じっていました。フィリピンのキャピトル大学での研修はグループワークとして「小児結核」についてリサーチを行いました。事前に準備をし、現地ではフィールドワークを行いますが、自分の思ったことがきちんと伝えられるのか、違う文化・価値観をもった人とうまく交流できるのかと、様々な不安がありました。
国際看護研修は、もちろん語学力も大切ですが、やはり看護の専門的な分野の研修なので、どれだけ自分から積極的に学べるかが大事だと感じました。自分自身も1年生の春休みということもあって、語学力も専門知識も十分ではなく、力の無さを感じました。研修で病院の中の人と交流や、現地の看護学部生や教員に関わったからこそ、入学してからの1年間の学びと現場での経験の差を強く体感することができました。日本は国民皆保険の制度があり治療などを受ける権利が保障されていますが、フィリピンではそのような制度は十分に整っていません。また、貧富の格差が大きく、私立病院は経済的に豊かな人しか利用できません。私達がフィールドワークを行った地域は、お金が無い人は公立病院で長蛇の列を作り、ベッドがなくて廊下で寝ているなど、不十分な環境が当たり前でした。そのような現場を目の当たりにして、何とも言えない気持ちになりました。この経験を通じて、国際看護への思いがより一層強くなりました。
その一方で、フィリピンの方たちのホスピタリティがとても強く、日本にはない人間味を感じました。この研修では地域を歩き、現場を回るのですが、その時に地域住民の方と触れ合ったり、地域のヘルスセンターに訪問したりと、触れ合う機会が多いのですが、どこに行っても笑顔で迎えてくださいました。人と人とのつながりが強い地域なんだなと感じました。経済的に大変なこともあると思うのですが、心がとても温かい方が多かったです。
看護の現場も英語の環境ですよね?どのように勉強されたのでしょうか。
正直、入学した当初から英語には自信がありませんでした。国際医療に興味はあったのですが、英語が得意というわけではありませんでした。TOEICも300点台だったと思います。しかし、研修に参加するためのTOEICのスコア基準があったり、研修後にTOEICを受験することが条件でしたので、英語をしっかり勉強することができました。1年の春、フィリピン研修から帰国した際に、「他の国際看護研修にも参加したい」と強く思ったので、英語を学ぶ意欲に火がつきました。大学で行われるTOEIC試験は毎回受験し、イングリッシュフォーラムというラーニングコモンズSPACeでのプログラムに何度も通いました。毎回の研修を通して刺激を受け、TOEICのスコアが段々と上がり、現在は760点まで達しました。
それぞれの国際看護の研修ではどのようなことを感じましたか?
アメリカのUCSFは看護学の分野では全米トップレベルの大学院大学で、この研修制度ができた当初から「絶対に参加したい」と思っていました。しかし、看護学部で一番レベルの高い研修で、エントリーしようか迷っていました。フィリピン研修のプログラムを終えて感じた後悔や力不足を次の研修では乗り越えたい、もっと学びたいという強い思いが芽生えたからこそ、UCSFの研修に挑戦できました。これまで参加した全ての研修がそれぞれ繋がっていて、成長していけたのかなと感じています。
UCSF研修では個人リサーチを行いました。私は「社会的にマイノリティな女性に対する妊産婦ケア」について調査しました。この研修も参加する半年前から先行研究の英語論文を読み進めて、リサーチテーマとクエスチョンを定めて研修に臨みました。UCSFの先生方や医療従事者にインタビューして、最終発表を英語で行いました。アメリカは医療がすごく発展している国で、看護研究もとてもすすんでいます。各病院を視察して強く感じたことは、患者さんに対するケアはもちろんですが、看護師が働きやすい環境の整備や看護師がどうしたらドロップアウトしないかなど、医療従事者が高いパフォーマンスを出せるために発展的な視点からアプローチしていました。アメリカでの研修は、フィリピンとは違う面でたくさん学べました。UCSFの学生さんも看護に対する情熱をもっていて、アメリカの国民性かも知れませんが、授業でも自分達の意見を恥ずかしがらずに発言しています。ディスカッションも日本よりも活発で、熱気に溢れていました。とても触発を受けて、楽しかったです。全米トップクラスのレベルを肌で感じました。
UCSF研修では個人リサーチを行いました。私は「社会的にマイノリティな女性に対する妊産婦ケア」について調査しました。この研修も参加する半年前から先行研究の英語論文を読み進めて、リサーチテーマとクエスチョンを定めて研修に臨みました。UCSFの先生方や医療従事者にインタビューして、最終発表を英語で行いました。アメリカは医療がすごく発展している国で、看護研究もとてもすすんでいます。各病院を視察して強く感じたことは、患者さんに対するケアはもちろんですが、看護師が働きやすい環境の整備や看護師がどうしたらドロップアウトしないかなど、医療従事者が高いパフォーマンスを出せるために発展的な視点からアプローチしていました。アメリカでの研修は、フィリピンとは違う面でたくさん学べました。UCSFの学生さんも看護に対する情熱をもっていて、アメリカの国民性かも知れませんが、授業でも自分達の意見を恥ずかしがらずに発言しています。ディスカッションも日本よりも活発で、熱気に溢れていました。とても触発を受けて、楽しかったです。全米トップクラスのレベルを肌で感じました。
少し専門的な話になるのですが、アメリカは医療体制が日本と異なり、「医者」と「看護師」の間に「ナースプラクティショナー(NP)」という専門職があります。州によっても異なりますが、NPが患者の診断や薬の処方ができる地域もあります。アメリカは医師不足といった背景において、このNPが担う役割の重要性を感じました。また、日本でも多職種連携、つまり、看護師、医者、理学療法士、作業療法士といった専門職者が連携するチーム医療が重要視されていますが、それをより発展的に実施しているのがアメリカです。医者だからと偉ぶるわけでもなく、看護師だから控えめで意見を言わないということはなく、それぞれの専門職が個人の専門性を発揮しながら、医療を行っているのを目の当たりにして、すごく感動しました。お互いの専門性を理解し、尊重し合っている雰囲気がありました。
また、UCSF研修をマネジメントしてくださる現地の先生が、私達をいつも支えてくださいました。英語に関しても不安はありましたが、その方が常に「今日は何を学んだの?」「今は何を質問したいの?」と英語で考え、発言する環境を作ってくださったので、必然的に英語をしゃべらないといけませんでした。研修に参加したメンバーとも、英語を補い合いながら毎回の講義では必ず数人は質問をするようにしていました。フィリピン研修より反省を活かしながら、積極的に話していくことができたと思っています。毎晩、翌日にインタビューしたい内容をまとめたり、録音した講義内容を聞き返したり工夫していました。
3年次の春休みの国立フィリピン大学での研修は、新規のプログラムでしたので、とても思い入れのある研修となりました。この研修では現地の看護学部生とペアになり、地域実習に参加するという内容です。創価大学で履修していた地域在宅看護学の授業を事前にメンバーで振り返りながら準備しました。現地では看護学生の地域実習に同行したのですが、学生が自律して看護実践を行っていることにとても驚きました。在宅で療養されている患者さんの自宅を訪問し健康状態の確認や、担当する地域の学校で健康教育を行うなど、国のヘルスシステムの中でフィリピン大学の看護学生が大きなマンパワーとして活躍していました。
今回光栄なことに、フィリピン大学のコンセプション総長へ表敬訪問する機会がありました。コンセプション総長は創立者池田先生ともお会いされたこともあり、研修参加の10人で協力して、真心を込めて総長へのスピーチの準備をしました。フィリピン大学研修は、私たちの研修が第1回目でしたので、何が何でもフィリピン大学の看護学部との交流を次につなげて、後輩に託すという気持ちが強かったこともあり、研修の最後の夜は参加したみんなで、涙ながらに語り合いました。とても思い出に残りました。
3年次の春休みの国立フィリピン大学での研修は、新規のプログラムでしたので、とても思い入れのある研修となりました。この研修では現地の看護学部生とペアになり、地域実習に参加するという内容です。創価大学で履修していた地域在宅看護学の授業を事前にメンバーで振り返りながら準備しました。現地では看護学生の地域実習に同行したのですが、学生が自律して看護実践を行っていることにとても驚きました。在宅で療養されている患者さんの自宅を訪問し健康状態の確認や、担当する地域の学校で健康教育を行うなど、国のヘルスシステムの中でフィリピン大学の看護学生が大きなマンパワーとして活躍していました。
今回光栄なことに、フィリピン大学のコンセプション総長へ表敬訪問する機会がありました。コンセプション総長は創立者池田先生ともお会いされたこともあり、研修参加の10人で協力して、真心を込めて総長へのスピーチの準備をしました。フィリピン大学研修は、私たちの研修が第1回目でしたので、何が何でもフィリピン大学の看護学部との交流を次につなげて、後輩に託すという気持ちが強かったこともあり、研修の最後の夜は参加したみんなで、涙ながらに語り合いました。とても思い出に残りました。
複数の研修に参加してどのようなことを感じていますか?
研修に参加させていただき、4年間の看護学部での生活を通して感じることは創価大学の掲げる「Discover your potential 自分力の発見」というステートメントの通りの学びを実感しています。自分自身を信じてくれる先生方や支えてくれる仲間がいて、そのお陰で自分自身の可能性を見つけることができたと感じています。
私は、今年、長崎大学大学院の医歯薬学総合研究科保健学専攻に合格することができました。大学院では国際的な視野から助産学を学んでいきます。高校時代に夢見ていた国際看護を創価大学で学び、国際看護研修に参加し、さらに興味を深め、国際看護のゼミに所属しました。国際看護のゼミの佐々木諭先生、忍田祐美先生にご指導いただき、研修でたくさんのことを学び、大学院の合格を勝ち取ることができました。
私は、今年、長崎大学大学院の医歯薬学総合研究科保健学専攻に合格することができました。大学院では国際的な視野から助産学を学んでいきます。高校時代に夢見ていた国際看護を創価大学で学び、国際看護研修に参加し、さらに興味を深め、国際看護のゼミに所属しました。国際看護のゼミの佐々木諭先生、忍田祐美先生にご指導いただき、研修でたくさんのことを学び、大学院の合格を勝ち取ることができました。
思い返せば、4年前の入学当時の私が想像していた以上の経験を看護学部で得ることができました。帰省する度に母が「こんなに変わるなんて」と驚いています。私は優秀な高校にいたわけでもなく、高校の中でも優秀な成績だったわけでもなく、大学に入った後も看護の試験でも高い位置にいるわけでもないのですが、看護学部に入って大きく視野を広げることができました。大学院でこれからさらに専門的に学べることはとても楽しみです。
数か月前に4年間におけるすべての病院実習を終えたのですが、今感じることは国際看護研修での学びが日本での看護の学びにとても生かされているということです。研修では、現地の先生や学生だけでなく、患者さんや地域住民など様々な方と交流をしました。その中で、異なった文化や価値観を尊重していくことの重要性を感じました。看護の実習においても、自分の考えだけで看護を行っていくのではなく、患者さんの生活背景や価値観などを踏まえて尊重した関わりが大切だと実感しました。それぞれの学びが全て繋がっていて、看護学を深く学ぶことができています。
数か月前に4年間におけるすべての病院実習を終えたのですが、今感じることは国際看護研修での学びが日本での看護の学びにとても生かされているということです。研修では、現地の先生や学生だけでなく、患者さんや地域住民など様々な方と交流をしました。その中で、異なった文化や価値観を尊重していくことの重要性を感じました。看護の実習においても、自分の考えだけで看護を行っていくのではなく、患者さんの生活背景や価値観などを踏まえて尊重した関わりが大切だと実感しました。それぞれの学びが全て繋がっていて、看護学を深く学ぶことができています。
将来はどのように考えていますか?
この4年間で看護だけでなく、グローバルマインドをもった看護師についても考え、学ぶことができました。また、もともと自分が興味をもった国際助産学についてもっと勉強したいと思い、国際分野に強い長崎大学大学院の助産師養成コースに合格することができました。私は国際看護研修を通して学んでいくなかで、女性の社会的な地位の低さや、発展途上国における妊産婦死亡率の高さなどを学び、実感する場面が何度もありました。それらに触れて、私も国際的に活躍できる看護師、助産師になりたいと思いが強くなっていきました。大学院で助産の知識や技術を身に付けて、将来は国内だけでなく、海外でも活躍したいと思っています。
ありがたいことに、これまで参加した研修でお会いした先生方や客員教授として来学された先生方が看護学部生に大変期待してくださっています。UCSFでの研修で、先生方が「君たちは将来のリーダーだよ」と言ってくださったことは忘れられません。このように看護学部生に期待し、応援してくださる方々に恩返しできるような助産師になりたいと考えています。
実は、先日、アフリカのザンビアに卒業研究の調査に行ってきました。フィリピン大学の研修では「地域保健ボランティアの活動に対するモチベーション」について調べましたが、そのリサーチをさらに学びたいと思い国際看護のゼミで卒業研究を進めてきました。その中で、現地の方へインタビューを行うこととなり、ゼミの仲間と佐々木先生の5人で行ってきました。アフリカは医療従事者が不足しているため、地域住民のボランティアがたくさん活動しているんです。先日、リサーチをまとめて、無事に卒業研究の発表を終えました。今は、年明けに控えている看護師国家試験に向けて勉強しています。
実は、先日、アフリカのザンビアに卒業研究の調査に行ってきました。フィリピン大学の研修では「地域保健ボランティアの活動に対するモチベーション」について調べましたが、そのリサーチをさらに学びたいと思い国際看護のゼミで卒業研究を進めてきました。その中で、現地の方へインタビューを行うこととなり、ゼミの仲間と佐々木先生の5人で行ってきました。アフリカは医療従事者が不足しているため、地域住民のボランティアがたくさん活動しているんです。先日、リサーチをまとめて、無事に卒業研究の発表を終えました。今は、年明けに控えている看護師国家試験に向けて勉強しています。
受験生へメッセージをお願いします!
まさか自分が大学でここまで視野を広げることができるようになるなんて思ってもいなかったので、とても驚いています。創価大学の良いところは、先生方が常に身近で、学生第一で指導してくださるところです。「国際看護」に興味があるようでしたら、創価大学看護学部で学んでもらいたいと思います。グローバルマインドを持った看護師を育成している看護学部だからこそ、国際看護研修だけでなく、授業や海外からの客員教授の講演等を通し、より発展的に学べると思います。
素晴らしい先生ばかりなので、その先生方のもとで学べるというのはとても幸せです。また、同期、先輩、後輩の縦と横のつながりが強い学部なので、その環境からもたくさんのことが得られます。「自分がこうしてみたい、こうなりたい」との思いのもと挑戦したことは、絶対に今後意味があるもの、価値あるものになっていきます。自分の夢に向かって、全力で挑戦していくことが大切だと感じています。
素晴らしい先生ばかりなので、その先生方のもとで学べるというのはとても幸せです。また、同期、先輩、後輩の縦と横のつながりが強い学部なので、その環境からもたくさんのことが得られます。「自分がこうしてみたい、こうなりたい」との思いのもと挑戦したことは、絶対に今後意味があるもの、価値あるものになっていきます。自分の夢に向かって、全力で挑戦していくことが大切だと感じています。
PROFILE:
いたがわ さちか Sachika Itagawa
[好きな言葉]
「静かな花壇の道を選ばずに 自ら茨の道を進むのは 熱い涙の永遠の人生を創りたかったからだ」
[性格]
前向き 楽観的
[趣味]
音楽を聴くこと
[最近読んだ本]
櫻井茂男「自ら学ぶ意欲の心理学」
ページ公開日:2018年12月21日