学部長メッセージ

生きる力を引き出す慈愛の看護師を育成

学部長 本田優子

今、未知なる感染症との闘いから共存へ、生活や仕事の在り方、対人関係の取り方、病気や障害との付き合い方、様々な急激な変化によって、私たちは本当に大事なことに気づかされました。それは、生かされている命であり、人間らしい生活、人間らしい心、身近な人との日々の交流が、如何に貴重であり、必要なのかということです。

看護は、人々の自分らしい生活や人生のために、人々と共同して、満足いく生活・人生を創造する力になります。また、最も身近なところで、人々の生活・人生の基盤である健康・命を守り育む力でもあります。よって、人々の小さな声、声にもならないような思いにも、耳を傾ける知力と人間力が必要であり、看護の知識や技術を基盤として、楽観主義の心で人々を励まし、生きる力を引き出すことが求められると言えるでしょう。

創価大学看護学部は、2013年の学部開設時に、創立者池田大作先生より、3つの指針を頂きました。

一、生命の尊厳を探究する 生涯学びの看護
一、生きる力を引き出す 励ましの心光る看護
一、共に勝利の人生を開く 智慧と慈悲の看護

この指針を教育の根幹とし、2022年度からは新教育課程がスタートします。ここでの人材養成の目的は、「幅広い教養を基盤として、看護に関わる『知』『技』『人間力』を養い、社会の中で継起する新たな課題・ニーズに対して果敢に挑み、時代の要請に応える看護学を探究するとともに、ヒューマンケアを通じて社会に貢献できる人材の養成」であります。そしてこの新教育課程では、育成される6つのコアとなる能力を定め、学年進行において学生自らが自身の学修到達度を振り返りながら、主体的に学修を積み上げていくことができます。また、他者と協働する力や自己教育力を強化し、病態生理や看護ケアを統合的に理解できるようにしています。

現代社会に求められる看護の力を身につけた若い皆さんが、それぞれの地域や社会で格闘する人たちと力を合わせ、小さな声に耳を傾け、命と健康の守り人として、大きく成長していってほしいと念願しています。

自己変革への挑戦と価値創造の4年間を、看護学部で一緒に送っていきましょう。

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